私達にできること

11日の金曜日の地震発生時から丸2日。
引っ切り無しに続いていた余震もやっと少し落ち着き始め、猫達もやっとリラックスして日向ぼっこ、お陰様で平和な日常を取り戻しつつあります。
この2日間、勿論、眠りに付くのは不安だし、お風呂や、トイレ一つ取っても、「次いつできるかわわからないし、今のうちに…」みたいな気持ちが付きまとってました。
普段の何気ないことが、実はとても大切なことなんだと、こういう時に気づかされますね。

東京は落ち着きを取り戻しつつあるけれど、震源地・津波被災地の被害は拡大するばかり…
今回の地震で南北が10cmづれ、大津波で日本は2メートルも位置が動いたそうですが、よくよく考えてみると地球にある大陸や島って、もともと一大陸だったっていいますよね。
とすると、何万年もかけて地震や津波で今の地図は出来上がったわけで、人間にとってのこういった自然の猛威というのは、一方、地球にとっては当たり前のことなんでしょうね。
だからこういった天災は、人間の力ではどうにも避けようがないことだと、つくづく思い知らされます.

けど、そんな中、被害を最小限に抑えることは人間にもできると思うんです。

今、被災国日本において最も深刻に懸念される事態として福島第一原発の放射能漏れがあります。
こればかりは、こんな事態になる前に、もう少し私達が賢ければ避けることのできた事態だと思うんです。
原子力というものを地球から一気に取り除くということは、ここまで世界が経済的にも日常的にも政治的にも原子力に頼って生きている今、夢物語でしかありません。
けれど、私達の日常をちょっと変えるだけで、原子力発電所の個数を減らすことくらいは出来るんです。
例えば、使用してない時はコンピューターの電源を切る、テレビも主電源から消す、ステレオも主電源から消す、一人一人がそんな小さなことに気遣うだけで、今回、損壊してしまった福島第一原発のうちの1機は不要なものだったかもしれない。
もともと無いものなら、地震がきても、津波がきても、被害が出るわけがないわけで、今回の放射能漏れは、私達一人一人の責任だと感じます。

巻き戻しはきかないけれど、これを機会に人間として成長することはできると思います。
そしてまた、私達の小さい心遣いが被災地への救援にも繋がります。

災害ボランティア本部も設置されたようですが、今のところまだ詳しい内容や受付は始まっていないとのこと。
私達もこんな怖い思いをしたのは初めてで、友人まで亡くし、人事とはとても思えないので、日本各地にお客様のいるMAYとして、何か僅かな力にしかならなくても、物資提供でも出来たらと思っています。
「こんな小さなことしか出来ないなら、してもしなくても同じ」では絶対にありません!!
小さいものが一杯集まって、大きなものになるんだと思います。


私、ヒップホップとか全然無縁なんですけど、今回のことであるミュージックビデオ見る機会がありました。
あの坂本龍一が推進してるプロジェクトだそうです。
皆さんも、これを機会に考えてみて下さい。


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