猫の願い

この子達にとっても、大変な1ヶ月だったと思います。

築60年以上の古民家でお留守番中におきた震度5強。
ウトウトムニャムニャしようとする度に余震で起こされ、人間達は何やら常に相談やら荷物まとめてみたりやらで落ち着かない。

せっかく太陽がポカポカと窓辺に当たってる日でも、ゆっくり日向ぼっこもできやしなかった。
それでも何だか人間の話に耳をそばだてていると、もっともっと辛い思いをしている猫族達が東北の方にいるらしい…
だから今は贅沢言っちゃいけない。
こういう時は、大人しく、迷惑を掛けず、毛づくろいでもして、いい子にしてよう。

ここ1週間、余震もだいぶおさまって、人間達もいつものペースになり、笑い声も聞こえてくるし、やっと心置きなくゆっくり春の優しい太陽を満喫できるようになった。

こういう小さな幸せがどんにゃに大切なことか…


太陽さん、春の香り、そして静かに流れる時…ありがとにゃ


東北の猫族にも、1日も早く、こういう時間が訪れますように…
あたし達、日本猫の祖国、日本が全てうまくいきますように…









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