1年を振り返ってみる

またまたアッという間の1週間!!
この1週間はこれまた特別に早かったです。
というのも、先週木曜日から私としたことがインフルエンザにやられておりました(泣)
最後にインフルにやられたのは11年前イタリア在住の頃。
当時はまだピチピチの20代だったのでインフルがこんなに辛いものという覚えはなかったのですが、今回は本当にダメかと思いました(笑)。
それにしても医者がかなりハードコアで、「インフルにかかりたくなければ水風呂に毎日入れ」と...私、水風呂で心臓発作起こすくらいならインフルを迷わず選びます...

とにかくこんなただでも忙しい時期に、3日も仕事に穴を開けてしまいました。(Lちゃんゴメン!)
しかしながらこの1年、な~にもしないで過ごせる時間が1日たりともなかったので、今回のインフルは皮肉にも私に怠惰に過ごす時間を与えてくれました。
そんなわけでこのクリスマスは、この子達との~んびり過ごさせてもらったわけです。



この子達と共に、ある意味インフルのお陰で猫化して過ごしました。
昼間の太陽をさんさんと浴びながらうとうとなんて何年ぶりだろう。
今となっては、こういう時間が最高に贅沢なんだとつくづく思います。

そういえばあの震災の後にもこの子達が日向ぼっこする姿を見てそう思ったものです。

今年は本当に色々ありましたねぇ~。
今回のインフル休暇はそんなことを考える時間もくれました。
本当に私にとっては、正に激動と言える1年でした。
嬉しいことと、望まないことが両極端に起こった1年でした。
手狭になったオフィスを2月に移転、直後に大震災、プライベートでも耐震性のある家に引越し、夫婦ぐるみで仲良くしていたインターナショナルな友人達が次々と国へ引き上げる、急速にスタッフ探し....
そして夏には父が他界しました。
こんなことブログに書くべきではないのかもしれませんが、私もけじめをつけたいし、きっとこのブログを読んでくださっている方達ならわかってくださるだろうと書くことにしました。

震災直後に突然父に末期ガンが見つかり余命3ヶ月と告知されました。
私は一人っ子。
在宅ホスピスなんだからもっと母を助けるべき、父に残された時間をもっと家族で過ごすべき。
頭の中でその2文字がぐるぐるしながらも、仕事を任せられるスタッフもおらず、旦那も海外での仕事の契約を打ち切るわけにいかず、私は一人オフィスで仕事に追われる毎日でした。
その頃が一番辛かったかなぁ....

でも闘病生活中も父の言う言葉はいつでも
「Yは仕事を頑張ればいいんだ!!俺はそれが一番嬉しい」

お父さん、そうするよ。
これからもずっと。
いつでも応援してくれている気がするしね。
私はこれからも止まらずに、業界一致団結して、ハイクオリティなボディピアス文化を日本に広めていくよ。

父が大切な仕事のプレゼンに向かうとき、長期海外出張に向かうとき、そしてあの最期の日、自宅から病院に向かうとき、「戦いに挑むとき」にいつも着ていたのは、私が小さい頃に絵を描いてプレゼントしたTシャツだったと息を引き取った父の服装を見て、初めて知りました。
父の生前は、きっと一人娘の私が父にとっての「戦い(仕事)の神様」だったのかもしれません。
こんなに生意気ですっかり親離れしている私でも、父にとってはいつまでも私は4歳で、小さな天使だったんですね。
そして父が他界した今、今度は私が父を「戦い(仕事)の神様」と感じます。
親子って本当に不思議です。

すっかり語ってしまいましたが、インフル休暇中、そんな激動の1年をあれこれ思い起こし、消化させることができた気がします。
たまには立ち止まる、って大切ですよね。
自分の気持ちが整頓される。
来年も頑張ろう。

そしてその年末の心の大掃除の手伝いをしてくれたのは、やはりこの子のこの昼寝姿なのでした(笑)


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